小国広域農道(ファームロードわいた)小国町下城付近から国道387号 小国町黒渕付近までの約17kmの農道。

正式名称は「阿蘇小国郷区域 農林業用道路」で愛称も「小国グリーンロード」ではなく単なる「グリーンロード」らしい。(緑資源機構「特定中山間保全整備事業のあゆみ 平成26年」より)

20kmもない短い道だが、熊本県北部から日田、久住方面へのバイパスルートとして使われているようだ。
小国広域農道(ファームロードわいた)や日田広域農道(スカイファームロードひた)と繋いで走れば面白い快走ルートになる。

↓動画はファームロードわいたの亀石峠付近から。


※動画は実速ではありません。

標高差はあまりない、せいぜい2~300m程度。
小国グリーンロード標高グラフ

緑資源機構の資料によるとこの農林業用道路は、国道387号より南部「マゼノミステリーロード」付近まで開発対象になっているようだが、グリーンロードと呼ばれる区間は国道387号まで。
小国農林業用道路
 

↓追記に続く


ここからは全くの私の想像。

大分に「緑資幹線林道宇目小国線」という林道がある。

【大分県の広域農道】緑資源幹線林道宇目小国線 宇目区間・南田原区間
【大分県の広域農道】緑資源幹線林道宇目小国線 宇目三重区間・県道688号
【大分県の広域農道】緑資源幹線林道宇目小国線 清川緒方区間・緒方竹田区間・竹田荻区間

↑茶色のラインは奥豊後グリーンロード
この林道 宇目小国線なので、何度か終点付近を探してみたのだが阿蘇を越えて小国方面に伸びている様子が無い。

まあこの幹線林道計画も旧林野庁時代に始まり、農地開発機械公団、農地整備公団、緑資源公団、緑資源機構、森林総合研究所、各自治体と所管が変わり、最初の計画通り竣工した路線はほとんどない。

そのため宇目小国線も途中で計画自体が無くなったものと思っていたのだが、緑資源機構の資料を漁っている内に、その資料の中に緑資源機構の関与する農林業用道路を発見、幹線林道宇目小国線の小国画側の区間なのか?

しかし、自治体や緑資源機構に問い合わせても回答が得られるとは思えず、この農林業用道路が幹線林道のなれの果てだと決めつける根拠は全く無い。
が...マップをつなげて作成してみると、なんとなく宇目と小国が繋がっているようにも見えなくもない。

ということで、自分の中で宇目と小国が繋がった。
今まで引っかかっていた緑資源幹線林道 宇目小国線のモヤモヤが解消された気分。
まあ今更どうでもいい話なのだが...