九州の広域農道コレクション

九州の広域農道・基幹林道・広域林道・農免道路など 動画、地図で紹介していきます。

カテゴリ: 宮崎の広域農道


県道39号 宮崎県東臼杵郡美郷町南郷付近から 国道218号西臼杵郡日之影町七折付近までの約72km

緑資源幹線林道宇目須木線は、九州に三路線有る緑資源幹線林道(旧大規模林道)の内の一本
当初、大分県宇目付近からほぼ宮崎県を縦断し宮崎県の小林市付近までの計画であったのだが...
現在ほぼ完成しているのは、北側の日之影・南郷区間と南側の須木区間のみ

青が幹線林道、茶色が区間を繋ぐ国道・県道・一般林道
須木区間と日之影・南郷区間の間は九州山地の一番山深いところを抜けるため全区間を一気に走破するのはなかなか厳しい。

西米良・須木区間という区間もあるのだが管轄は自治体に移り計画自体は存続している模様だが、完成が平成42年というのだからほぼ未着工に近い。
1西米良須木計画


さて、日之影・南郷区間 国道218号 宮崎県日之影町付近から国道327号 諸塚村付近を抜け県道39号 宮崎県東臼杵郡美郷町南郷付近までの約70km、長いので諸塚以北の区間と諸塚以南の区間に分ける


青が諸塚以南、茶色が諸塚以北

日之影・南郷区間 (諸塚以南)
県道39号 宮崎県東臼杵郡美郷町南郷付近から 国道327号 東臼杵郡諸塚村家代付近まで
区間を繋ぐ国道388号を含めて全長約35km

動画撮影の時は宮崎県小林市から国道265号を経て国道219号一ツ瀬ダム付近へ、そこから神話街道(吐台中之俣林道から空野トンネル)抜けてこの区間へ入ったが、この区間の南側の起点にアクセスしようとすると結構大変なのでどうしても起点から走りたいと言う場合を除けば、国道388号 南郷付近から林道へ入る方が無難。

一部道幅もやや狭くなるものの完全二車線、一旦国道388号に入るがこの周辺を除けば道の両側に人家はほとんどない、幹線林道にありがちな道で路面は良く、ブラインドコーナーも少なく走りやすい。


この区間だけでも相当に楽しい快走路なんだが、諸塚から日之影の区間まで繋いで走ってしまうとちょっと見劣りするのが難点。

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景色は悪くは無いが、山深い山林の景色が続く、この辺りに来るまでに山深さに麻痺してしまうほど。

幹線林道宇目須木線 南郷諸塚

日之影・南郷区間 (諸塚以北)
国道327号 宮崎県東臼杵郡諸塚村家代付近から 国道218号 西臼杵郡日之影町七折付近までの約37km

諸塚山スカイラインと呼ばれている区間、中高速のコーナーの連続で1000m近い高低差を一気に上げ、ダイナミックそのもの。
景色も良く交通量も少なく信号も周囲に人家もほとんどない、九州でも一二を争うような素晴らしい快走路。
ここに匹敵するのは緑資源幹線林道 菊池人吉線の五木相良区間くらいのものか?

日之影・南郷区間を全区間70km走覇するのは集中力が続かず大変。



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山の尾根を通る区間からは景色も良い、開けているのであまり山深さも感じない、先に見えるのは大崩山か?

幹線林道宇目須木線 諸塚スカイライン

諸塚から一気に高度上げる区間なんて堪りません。

諸塚までのアクセスが大変なのが難点、人吉から向かうと諸塚に行くだけでも結構時間がかかるがそれでも年に何度かは走ってみたいと思わせる林道である。

QLOOKアクセス解析

広域農道では無く緑資源機構幹線林道 宇目須木線の最終区間
国道268号 宮崎県小林市野尻町から県道26号 綾南ダム付近までの約23km
(アクセスするふるさと林道野尻内山線約5km、林道を中継する県道401号 約3.5kmを含む)


宮崎県小林市野尻町の国道268号追分交差点付近からふるさと林道野尻内山線が分岐している、
ふるさと林道が緑資源幹線林道宇目須木線 須木区間へのアクセス林道となっており、峠の頂上付近で幹線林道へと接続しているようだ。

峠を下りたところから一旦県道401号に合流、約3~4kmで再び幹線林道へ入り、もう一山越え綾南ダム近くの県道26号で須木区間の終点。



県道区間を除けば周囲に人家も無く、県道401号の一部区間を除いて路面の状態も良く、走りやすい、ただ県道を過ぎ峠を越えると落石が所々に見受けられ注意が必要。

幹線林道宇目須木線 須木区間 
割と高低差もある。
景色も霧島連山や綾南ダムを見ながら悪くは無い、ただ23km程度と距離も短くこの区間だけだと少し物足らないか?

緑資源幹線林道宇目須木線の次の区間、米良・須木区間はほとんど手がつけられておらず、
その先の日之影・南郷区間へは、有名な酷道265号とかを使って相当距離がある、
宇目須木線を全区間一気に走破するにはなかなか厳しい。

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【宮崎県の広域農道】西臼杵広域農道(神話アグリライン)

日之影町深角~高千穂町板屋区間の全長約16kmの広域農道だが、日之影町深角~高千穂町野方野区間が一部工事中。
今回は、国道218号線から町道(約4km)に入り高千穂町野方野〜板屋区間(13km)を走覇。

国道218号線(延岡~高千穂)の雲海橋のやや延岡よりから町道をのんびりと抜けると約4km程で
県道204号線を経て広域農道に入る。

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町道途中の石神神社
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高千穂の夜神楽に登場する天手力男神の像がありなかなか雰囲気もよろしい

農道に入るとすぐに、祖母山系の山並みを遠くに望みながらワインディングが続く。
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思わずバイクを止め、しばらく見とれてしまった。

新しい広域農道らしく、路面の状態も良く非常に走りやすい。
高千穂峡などの観光地を大きく迂回しているため、延岡<>高千穂のバイパスにはならないがわざわざこの道を通っても全然後悔しない。

広域農道は、県道203号線で終点となるが、左折して国見ヶ丘、高千穂方面に抜けた方が無難、
終点で県道203号線を右折し奥阿蘇方面に抜けようとすると、車同士なら離合できないような険道になる。

全線開通は平成27年度の予定ともう少しかかりそうなのが残念だが、この道はお薦め!
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【宮崎県の広域農道道】沿岸北部広域農道(日豊グリーンライン)

沿岸北部広域農道の日向市から北側の区間。
日向市塩見の国道327号線交差点から、愛称が尾鈴サンロードから日豊グリーンラインへと変わる。

日向市塩見から門川町西栄町(もしかしたら小園交差点までかもしれない)まで約11kmの区間と
延岡市小野町から延岡市須佐町までの約13kmの区間に分かれている。

その間は県道226・49・225号線を繋いで約14km程度。
門川町から延岡市小野町までの区間は、計画はあるようだが事業化されていないようだ。

愛称は変わっているものの尾鈴サンロードと連続しているため、西都市から門川町まで約70kmほどを
一気に走破できる、道の印象は尾鈴サンロードと変わらず爽快!

延岡区間への県道49号線が土々呂のあたりで非常に狭くなり、一部民家の軒先を抜けなければならない。
県道の標識もなくわかりづらい。
ただ、見落としやすいが三須方面への標識をたどっていけばなんとかなる。(動画参照)
ちょっと遠回りになるが県道16・225号線を使った方が無難かもしれない。


より大きな地図で 宮崎沿岸北部広域農道(日豊グリーンライン) を表示



これは県道49号線、狭い49号線も街中を抜けるとこんなに気持ちいい、遠くに見えるは祖母山か高千穂の山々か?
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延岡区間は、新しいこともあり非常に走りやすい、途中五ヶ瀬川、祝子川など清流を越える。
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河原での休憩が気持ちよかった。

延岡区間(門川町から延岡市小野町まで)が完成していないのが非常に残念!
もし完成すれば、西都市から北延岡まで一気に100km、その前の沿岸中部広域農道(中部グリーンロード)から走れば、宮崎市の西側から北延岡まで一気に150kmの快走広域農道になるのに、それでも大満足の一本。
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【宮崎県の広域農道】沿岸北部広域農道(尾鈴サンロード)

宮崎沿岸北部広域農道は、宮崎県西都市右松から延岡市大峡町までのおよそ100kmの長さを誇る広域農道
(農道の連結区間や延岡市街地の役15kmの県道を含む)これだけの長さの広域農道は滅多にない。
一本の長い広域農道だが、愛称は日向市塩見より南部区間を尾鈴サンロード、北部区間を日豊グリーンラインと異なっている。

南部区間の尾鈴サンロードは、宮崎県西都市右松から日向市塩見までの約53km(連結する県道を含む)
西都市の始点は沿岸中部広域農道(中部グリーンロード)の終点と5kmほどしか離れて居らず、
ほぼ一本の広域農道のように繋ぐことができる。

中程の川南町付近では10号線のバイパスとして使われているようで、時間帯によって若干交通量も増えるようだ
この区間はほぼ直線で変化に乏しい。
川南町からは九州山地の山裾を縫うように北上しUpDownと中速コーナーが続いてツーリングには最適。

ほぼ広域農道に沿って東九州自動車道が建設中だが、完成しても農道とあまり所要時間は変わらないような気が...
宮崎・延岡間に国道10線を利用するのに比べたら、こっちの方がずーっとおもしろい。
景色も絶景と言うほどでもないが、開放感にあふれ変化に富んで飽きることはない。


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この後さらに、日豊グリーンラインへと続く...
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